赤ちゃんや幼児によくある事故その1:誤飲 |
赤ちゃんや幼児の家庭内での事故で、一番多いのが誤飲。
目に付いたものを一瞬で口に入れてしまう赤ちゃんや幼児ですので、危険なものは子供の目や手の届かないところに置いておくのが絶対です。
特に赤ちゃんは目に付いたものをなんでも口に入れてしまうので要注意!
誤飲の中でもタバコの誤飲は後を立ちません。
ティッシュなどの無害なものはすぐに吐き出せば病院に行かなくて大丈夫でしょうが、
タバコや洗剤、化粧品、ボタン電池、化学薬品、薬、洗剤などはそのままにしておくととっても危険!すぐに病院へ連絡しましょう。
誤飲が直接の死につながる危険性は少ないですが、病院で胃洗浄などの処置をしなければいけません。一番つらいのは子供本人です。
泣き叫びながら処置されているのを見ている親も辛くてたまりませんよね?
「あんなところにあんなものを置かなければ・・・」とコトが起こってから反省しても遅いのです。
「まさかあんなところに手が届くなんて思わなかった・・・」
これはほとんどの保護者が言うことですが、子供はまさかの行動をとる生き物です。
高い場所なら大丈夫と思っていても、椅子や踏み台を利用して手にしたりします。
特にタバコや薬はお父さんやお母さんが口にするものなので、「何か美味しい食べ物なのかもしれない・・・」と子供は思っているのです。
タバコよりの危険なのが吸殻や灰皿代わりにしている空き缶など。
ニコチン成分の溶け出した浸出液はタバコの何倍も吸収が早くてとっても危険です。
子供がジュースと間違って飲んでしまった!なんて事故も多いので、絶対にやめましょう。
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誤飲事故防止対策 |
なんでも口にする乳幼児時代イの唯一最良の解決策は子供の手の届く場所から誤飲しそうなものを排除することです。
直径が32mm以下のものは誤飲できる大きさ、つまり乳幼児が飲み込めるサイズということです。画用紙などで32mmくらいの大きさの筒を作って、チェックしてみましょう。
32mm以下の誤飲の可能性のある大きさのモノは手の届かない引き出しにしまうか1m以上の高い場所に置くように徹底しましょう。
・小さなオモチャ(ビーズやママゴトセット、BB弾など)は手の届かない場所へ仕舞う
・収納扉、引き出し、冷蔵庫の最下段は専用グッズでロックする
・植木鉢やペットフードやペットトイレはカバーをしたり、置き場所を考える
・たばこや灰皿を手の届く場所に絶対に置かない。(ライターも火事の危険が!!)
対策グッズ
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日本中毒情報センター・中毒110番
■大阪中毒110番(365日
24時間対応) 電話 0990−50−2499 (ダイヤルQ2:通話料と情報料(1件300円)がかかります)
■つくば中毒110番(365日
9時〜21時対応) 電話 0990−52−9899 (ダイヤルQ2:通話料と情報料(1件300円)がかかります) ■タバコ専用電話(365日
24時間音声応答) 電話 072−726−9922
■乳幼児の事故防止と応急手当(365日
24時間音声応答) 電話 0990−52−8199 (ダイヤルQ2:通話料と情報料(1件300円)がかかります)
●相談するときのポイント
・子供の氏名、年齢、体重、性別 ・連絡者名と電話番号 ・何を飲んだか(正確な商品名、会社名、用途) ・中毒事故の発生状況(摂取量、摂取経路、発生時刻) ・現在のお子さまの状態 |
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<参考商品>
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