【双子のトイレトレーニング】どうやってすすめる?2人同時?いつから?我が家の事例紹介

双子育児
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1歳半を過ぎたころから、ママ友たちの間で話題にあがるトイレトレーニング。
インターネットや育児雑誌には、いつから始めればいいのかどうやって進めればいいのかなどいろいろ書いてありますよね。

一般的には、

・2語文がスムーズに出て、意思の疎通ができる。
・トイレの間隔が空いている。
・オシッコやウンチが出たことを報告できる

一般的には上記のように、トイレトレーニングを開始する目安があります。

しかし双子や多胎児の場合、育児書どおりに進めて上手くいくのかな?と思っている双子・多胎ママは多いと思います。

  • 同時に外れてくれるとラクだけど、どんな風に進めたらいいのかな?
  • オマルと補助便座どっちがいいの?
  • オマルや補助便座も人数分あったほうがいい?
  • 始めるのにベストなタイミングは?
  • 双子や三つ子の発達に差があるときはどうする?

このように、1人だけのトイレトレーニングでは悩まない悩みが双子・多胎ママにはあります。

この記事では、双子・多胎ちゃんのトイレトレーニング方法や同時またはそれぞれに進めるメリット・デメリット、そして我が家のトイレトレーニング事例や有効だった作戦を紹介したいと思います。

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双子や多胎のトイレトレーニングはその子にあったタイミングの見極めが大事

同じようにママのお腹の中で成長し、同じように育った双子や多胎ちゃんでも、一卵性二卵性にかかわらずそれぞれに個性や発達具合など全く同じではありませんよね。

2人ともが上記の目安に当てはまっている場合は同時スタートも可能ですが、双子といえど全く同じペースで発達しているとは限りません。

トイレトレーニング開始は、一人ひとりその子にあったタイミングの見極めが大事だと思います。
それを無視しして強引に進めると、親も子もストレスが溜まってしまいます。

活発でなんでも積極的に取り組む子もいれば、のんびりマイペースな子もいます。
慎重派で初めてのことにチャレンジするのが苦手な子もいます。
完璧主義で自信のないことにチャレンジしないがんこちゃんもいます。

それぞれに適したタイミングって絶対にあるんです。
年齢でも季節でもないです。

1人だけのトイレトレーニングなら多少強引に進めて時間がかかっても、ママも頑張れるかもしれません。

でも、2人またはそれ以上の子供が日に何度もおもらしし、拭き掃除をし、パンツを洗う。
1時間に何度もこれを繰り返すことがあれば、2.3日でギブアップです。

なのでママが見ていて、「今がトイレトレーニング開始の時期かも!」と思ったらとりあえずその子から始めてみてください。

同時進行でトイレトレーニングを進めるのが向いてるのは?

  • 上のチェック項目をクリアしている
  • それぞれがトイレトレーニングに意欲的
  • お互い対抗心が強い。負けず嫌い
  • 体力と気力に自信があるパパママ
  • 根気よく付き合える人。

同時進行でトイレトレーニングを進めるメリット

  • 一度に終わるのでラク(短期決戦する気力体力のある人向き)
  • オムツ代が無くなり家計が助かり、オムツやおしりふきの買い出し・ストックのわずらわしさからの解放(これは大きい)

同時進行でトイレトレーニングを進めるデメリット

  • 同時に開始しても2人そろって外れるわけではない。(一人は3週間、もう一人は2ヶ月なんてこともあります)
  • 精神的・体力的に親の負担が大きい。(ダイエットと思えば頑張れるかも。それくらい拭き掃除します)

個別にトイレトレーニングを進めるのが向いているのは

  • 上記のチェックリストがどちらかしかクリアしていない
  • 発達に差がある
  • 個性や自己主張がはっきりしている
  • 進み具合にイライラしたくないパパママ

個別にトイレトレーニングを進めるメリット

  • 先に進めた子である程度、次の子の進め方がわかる(同じ手が通用するとは限らないけど)
  • 2人もしくは数人同時に進めるより圧倒的に精神的・体力的の負担が少ない
  • それぞれにあったタイミングで進められるので、結果的に1人にかかる時間が少ない

個別にトイレトレーニングを進めるデメリット

  • 同じことを2度(またはそれ以上)しなければいけないという面倒くささ

双子のトイレトレーニング。我が家の場合

我が家の場合は男女の双子ということと、娘に比べ息子の発達が若干遅れてることを考慮して
二人別々にトイレトレを進めることに。

まず前段階として2歳4ヶ月ごろ、2語分もかなりしっかり出るようになり、トイレの間隔も1時間くらい空くようになった頃に、娘だけ補助便座でのトイレトレーニングにチャレンジしました。
嫌がる事なくわりとすんなりとトイレで出来るようになりましたが、あくまでも「誘えば出る」状態。(オムツでしたあとなどで出ない時ももちろんありました)

息子は風呂に入った時に、洗い場で立ちションを教えたらすぐにマスターし、風呂場でだけはシッコができました(きれい好きさんには出来ない方法ですが…)。

本格的に気合を入れてトイレトレを開始したのが2歳7ヵ月頃。季節は8月。
とりあえずダメでもともとと思い、2人同時にトイレトレの基本である「夏場のシッコ垂れ流し作戦」を決行しました。

最初は私に勇気がなくて、厚手のトレパンを履かせていましたが、漏らしても報告をしなかったので即刻中止に。
すぐに二人が大好きなキャラクターのパンツを買いに行き、それを履かせました。
話は逸れますが、このキャラクターパンツが高くて目が飛び出そうでした。(3枚セットで1400円×2)

でも高いだけあって大好きなキャラクターのパンツにしてから娘はお漏らしの回数がぐんと減り、「ミニーちゃんが濡れちゃったね。かわいそうだから濡れたら教えてね」と言うと、報告してくれるようになりました。

薄い綿のパンツだと漏らすと本人も気持ちが悪く、すぐに報告するようになりましたが、事後報告ばかりでなかなか「オシッコでる」と言ってくれることはありませんでした。

息子に居たっては頻尿で15分に1回のペースで漏らしてばかりでこちらも肉体的・精神的に辛くなり
「やはり息子のトイレトレは時期が来るまで待とう」と思い直して積極的なトイレトレをやめました。

当時、彼はまだ2語文が出るか出ないかの状態だったので、「もう来年の夏にオムツが外れればいいや」とのんびりと時期を待つことに。

娘はとにかく誘えば出る。
でも「尿意・便意を感じたらトイレに行く」ということをいまいち理解できていないと感じたのでので、「あ、ママなんかお腹ムズムズしてきたなぁー。オシッコでそうやなぁ。一緒に行く?」という風に誘うことに。すると、「ワタシもお腹ムズムズする~!オシッコいくー!」と嬉々としてトイレに向かってくれました。

ただこの時期、娘が反抗期のピークだったので、「イヤ! 」「行かない!」「オシッコ、でないの!!」と拒否されることも多く、スムーズに行かないことも多々ありました。

オシッコが上手にできた時は、トラのキャラクターでおなじみの幼児向け通信教育の付録についてた「オシッコできたよー!パンパカパーン♪」と音が鳴るボードを押していいコトにし、「オシッコダンス」という喜びの舞を子供と一緒に踊りました。(めっちゃ疲れる)

すると娘は2週間ほどで事前におしっこの報告が出来るようになり、お漏らしもほとんどしなくなりました。

しかし、お盆休みに遠出をすることが多く、車や電車移動で念のため数回オムツ生活をさせてしまったのでまたお漏らししてしまうようになってしまいました。

その後、漏らしたことを指摘しても「してない」「これはちがう」などと反抗期も手伝って漏らすことを隠したりするようになったため、「漏らしたら叱る」という日を1日だけ設け、上手にトイレで出来たらカレンダーにシールを貼るというルールを採用。

これまで一度も漏らしても叱らなかったので、娘的にかなり堪えたのか効果がありました。
この二つは効果的面だったようですぐにトイレで出来るようになりました。

シール方式を採用して、嬉しい誤算がありました。
息子がいきなり「オシッコでる」と言うようになったのです。

やっと2語分がスムーズに出るようになり、意思の疎通もスムーズになった頃。

息子の場合、トイレの補助便座だと情報が多く、気が散ってなかなかオシッコをすることに集中してくれなかったのでオマルを採用しました。

それと息子は側についてるとなかなか用を足せず、付き添ってる私がイライラしてしまうため、オマルに座らせながら私は少し離れた場所で見ていました。

息子のトイレトレーニングは時期を見て改めて始めようと、2人別々のトイレトレーニングをきめていたのですが、娘がトイレで用を足すようになり、シールを貼っている姿を見ると当然ながら息子もトイレに行きたがります。たとえ出なくても(笑)。

出ないとわかりつつも、双子は平等にしなければいけません。
さもなければ癇癪を起し泣きわめきます(反抗期ツラ…)

そんな感じで、おしっこやうんちはトイレするもの。トイレに行ったら褒められてシールを張っても良い事。

それが良かったのでしょうか。
驚くほどあっけなくトイレトレーニングがその日で終了しました。

その後息子は、チョロっとチビル程度はあったがほとんどこの日を境に完了。
幸にも二人はウンチもオシッコとほぼ同時に出来るようになりました。

娘は何度もウンチを漏らしたけど、息子は一度も漏らしませんでした。
息子の場合、ほぼ完璧になるまで紙おむつでいたこともあるのですが。

結局息子は気合を入れてトイレトレーニングらしきものをほとんどせず、オムツが外れたように思います。

また彼はなかなか「排泄物=トイレでするもの」という公式が頭の中で成立しなかったようだったので
何度か、パパがトイレをする時にしてるところ、まさに「出てる状態」ってのを見せたのが良かったのかもしれないです。
我が子と言えどかなり恥ずかしかったと思いますが、結果としてトイレトレ成功につながったのだから良かったとのかな(笑)

最終的に我が家の勝因は

  1. キャラクターパンツ(娘のみ有効)
  2. 失敗したら叱る
  3. 成功したらベタ褒め&ご褒美シール作戦
  4. トイレの瞬間を見学(息子のみ有効)

結果、トイレトレ完了までとして娘は1ヶ月強、息子は1週間程度。
完了と言っても、寝るときは用心のためにオムツを3歳半くらいまで使用していました。

まとめ

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

トイレトレーニングは、その子に合った時期に合った方法で進めてあげるのが一番いいと思います。

そして、叱る叱らないは賛否両論ですし、親御さんの考え方もあると思いますが、叱ることが悪いわけではないので「トイレが出来ないくらいで子供を叱ってしまった・・・」などと、決して自分を責めないで下さいね。

親だって人間ですのでアッチコッチでオシッコを漏らされたらついイライラして怒ってしまいますよ。
しかも双子なんだから苦労も2倍ですよ!

ただ、一人が出来るようになるとなぜかもう一人もトイレに興味を持ってできるようになるようです。
二人一緒にトイレトレを始めていいし、ウチのように別々でするのもいいと思います。

私が別々に進めようと思った理由は、上に書いた発達上の問題もありますが、
私が余計なストレスを持ちたくないということが大きかったです。

同じ月例の子や双子の片方のオムツが外れると、焦ったり心配になったりするかもしれません。
上に兄姉の居るお子さんや保育園に通っているお子さんは、早く外れることも多いそうです。

あまり気追わずに頑張ってくださいね。

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